2016年7月12日
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)
2016年8月20日(土)、東京大学柏キャンパスにあるカブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)にて、女子中高生のみなさんに向けたイベントを開催します。今回はアメリカのフェルミ国立加速器研究所(Fermilab)で副所長を務めたこともあるヤンキー キム博士をお招きします。親しみやすい雰囲気の中で、世界有数の女性研究者に実際のお話をきいてみませんか?
使用言語は英語ですが、村山斉機構長がわかりやすく逐次通訳をします。ぜひふるってご参加ください!
プログラム
13:00-13:10
イントロダクション
:村山斉Kavli IPMU機構長
13:10-13:40
講演1「たのしき科学者ライフ! 科学者になる.」
:ヤンキー キム博士
Fermilabで副所長を務めたヤンキーさん。小さい時はどんな子どもだったのでしょう。科学者になろうとしたきっかけは?研究者の毎日って大変?ヤンキーさんに実際のお話をきいてみましょう。
13:55-14:55
講演2「莫大なちからが働くとき ー加速器実験最前線」
:ヤンキー キム博士
2012年に世紀の大発見としてヒッグス粒子が発見されたのは、欧州原子核研究機構(CERN)の加速器実験においてでした。加速器実験とはどのようなもので、なにを求めて科学者はその情熱を傾けているのでしょうか?Fermilabで副所長を務め、CERNの実験でも活躍しているヤンキーさんにきいてみましょう。
15:10-15:50
Q&Aセッション「ヤンキーさんにきいてみよう!」
:ヤンキー キム博士
15:50-16:30
懇談会
講師を囲んでのティータイム
※使用言語:英語(村山機構長による逐次通訳)
講師
ヤンキー キム 博士 (シカゴ大学教授, 前 Fermilab 副所長)
1962年韓国生まれ。韓国大学で修士号を取得後、米国ロチェスター大学で博士号取得。カリフォルニア大学バークレー校助教、准教授、教授を経て、2003年より現職。 2004年から2006年にはCDF実験の共同代表、2006年から2013年にはFermilabで副所長を務めた。精力的な活動と飾らない人柄に多くの人望が集まる。専門は素粒子実験。
講演者紹介と通訳・解説
村山 斉 Kavli IPMU 機構長
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了後、東北大学などを経て、現職はカリフォルニア大学バークレー校教授および東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構長を兼務。 難しい理論をユーモアを交えてわかりやすく説明する手腕には定評がある。専門は素粒子理論。
概要
日 時: | 2016年8月20日(土)13:00~16:30 |
会 場: | 東京大学柏キャンパス 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構棟 1F レクチャーホール |
主 催: | 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) |
対 象: | 女子中高生およびその保護者または教員 |
参加費: | 無料 |
定 員: | 140名程度 |
申 込: | 応募フォーム(8月4日申込締切) |
通 知: | 応募多数の場合は抽選となります。 決定の通知は詳細ととも8月5日ごろにご連絡いたします。 |
問合せ: |
04-7136-5981 / Email: koukai-kouza_at_ipmu.jp(Kavli IPMU広報) |
*本企画はJohnson & Johnsonの「女子中高生向けアウトリーチ活動プログラム」にご支援いただいております。