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2016年6月19日(日)、東京大学駒場キャンパスにて、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)一般講演会「ランドール博士の科学的探索-ダークマターと恐竜の深い関係?」を開催します。
世界的なトップサイエンティスト、リサ・ランドール博士は新刊『ダークマターと恐竜絶滅』で「新種のダークマターが存在し、それが恐竜を絶滅させたのかもしれない」と斬新な仮説を発表しています。本講演では提唱者ご本人に新説の詳しい内容や、新説が生み出された背景を語っていただきます。また、ランドール博士と共著論文を発表したことがあり、本の監訳を務めた向山信治教授には、最新の物理学の理論が示唆する”4次元を超える宇宙”について講義いただきます。
ランドール博士の講演は、Kavli IPMU村山斉(むらやま ひとし)機構長による逐次通訳でわかりやすくお届けします。
概要
日 時: | 2016年6月19日 15:00-18:30(開場14:30) |
会 場: | 21 Komcee レクチャーホール(東京大学駒場キャンパス内)
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主 催: | 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 |
共 催: | 新学術領域研究「なぜ宇宙は加速するのか? – 徹底的究明と将来への挑戦 -」 |
対 象: |
高校生以上* *該当せず参加を希望される方はお問い合わせください |
参加費: | 無料 |
定 員: | 200名
応募多数の場合は抽選となります。
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申 込: | たくさんのご応募ありがとうございました! |
通 知: |
決定の通知は6月3日頃にご連絡いたします。 |
問合せ: |
04-7136-5981 / Email: koukai-kouza_at_ipmu.jp(Kavli IPMU広報) |
プログラム
講演1:
4次元を超えるかもしれない宇宙
- 講師:向山 信治 (京都大学基礎物理学研究所教授/Kavli IPMU客員上級科学研究員)
私たちは、縦・横・高さからなる3次元空間を移動することができ、時間の経過を実感することもできます。つまり、私たちが感じることのできる次元は4つということです。これ以外の次元は、私たちには見えないし、存在する理由もないと思うかもしれません。でも、もしも最新の物理学の理論が正しければ、もしかすると、私たちは既に、4次元を超える宇宙に住んでいるのかもしれません。本講演では、そんなお話しをしたいと思います。
講演2:
ダークマターがつなぐ宇宙・地球・生命 ーダークマターと恐竜絶滅
※使用言語:英語(村山斉Kavli IPMU機構長による日本語の逐次通訳が行われます。)
- 講師:リサ・ランドール (ハーバード大学 物理学教授)
近著『ダークマターと恐竜絶滅』では「新種のダークマターが存在し、それが恐竜を絶滅させたのかもしれない」という仮説を発表しました。本講演では新説の詳しい内容や、一見つながりがあるようには見えないダークマターと恐竜絶滅という事象をつないだ、科学的な探索とはどういうものかということについてもお話しします。
講演者紹介と通訳・解説:
- 村山斉 (東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長)